気が付けば年賀状作りに頭を悩ませる時期です。
20代後半の息子は年賀状を一枚も書いていません。たまに一枚二枚来ることがありますが、返信はしていないようです。30代以下の知人数人も出さない人の方が多いような印象です。
私は40代から少しずつ年賀状が憂鬱に。辞める決心したのに50代まで引きずるとは思いませんでした。早く年賀状の呪縛から逃れたいです。
- 年賀状が楽しみだった頃もありました
- 視力低下の問題は大きい
- 知り合いでもそうでなくてもダイレクトメールはいらない
- 私がこれまでにやってきた年賀状を辞める作戦
- 10年間の辞める作戦の結果と2022年以降
- 【報告】年賀状じまいその後
年賀状が楽しみだった頃もありました
子供の頃は年賀状を貰うのも書くのもお年玉の次に楽しみだったものです。そういえば昔は手紙のやり取りも楽しかった。30代前半までは、レターセットを揃えたり、万年筆にこだわってみたり。そんな時間も楽しかったです。
息子が中学生になったくらいは、元旦に届くように出していました。小学6年までは二人で写った画像の年賀状を出していました。「母子家庭だけど元気にしてるよ。」とお知らせしたかったこともあります。宛名は手書き、裏には一言添えて出すのが私なりのこだわりでした。
記事を書くにあたりちょっと調べたら、現在はいろいろ面白いサービスがあるんですね。スマホで簡単に編集できるアプリや動画付き年賀状など様々なサービス、ラインで年賀状のやり取りをできるサービスも。便利な時代になりました。
視力低下の問題は大きい
高校生まで書道を習っていました。字が綺麗とよく言われ、学生時代も社会に出てからも重宝がられました。仕事とほとんど関係ないところで半分利用されている感はありましたが、得することもありました。年賀状が楽しいのも字を書くのが楽しかったというところは大いにありました。
10年ほど前から、遠視+乱視+ちょっとの老眼に悩むようになりました。それから字を書くのが億劫になりました。今は字がホントに汚い。綺麗に書こうと思えば書けますが、肩は凝るし、何といっても目が疲れる。ご祝儀袋の名前を書くのすら辛いです。現在はメガネが無いと細かい作業は一切できません。
知り合いでもそうでなくてもダイレクトメールはいらない
その昔、写真年賀状とプリントゴッコ派と半々ぐらいでしたでしょうか。誰もがインターネットを使えるようになったころからおうちプリントアウトで年賀状作成が主流になりました。気が付けば表も裏も印刷のみという(私が思う)DM年賀状の人が今はほとんどです。
毎年図柄は考えるのでしょうけれど、最初の住所入力して、その後何にもしない人案外多いのでしょうか。転居のお知らせを送っても前の住所で出してくる人ひとりじゃないので。
「一言書き添えることをしないのも住所変更も面倒だから?」
「面倒なら若い人たちみたいに出さなきゃいいのでは?」
ずーっとモヤモヤしていました。
年賀状。貰うのは嬉しいけれど書くのは憂鬱という人は多いと思います。私も最初はそうだったのかもしれませんが、今は貰うのも送るのも憂鬱です。なので辞める一択しかないと決心したのが10年前のことでした。
私がこれまでにやってきた年賀状を辞める作戦
年賀状に「来年からは辞めます」と書き添える
10年前に「年賀状辞めます」と書き添えて友人たちには出しました。半分くらいは減りました。しかし、毎年アドレス帳の更新をしていない、来た年賀状に目を通していない人からは何事もないように年賀状が届きます。
先方の喪中をきっかけに辞める
ずっとお返事年賀状だけにしていた人が、ここ数年数人減りました。
いきなりやめる
というストレートな方法もあります。ただ、相手によっては心配をかけることもありそうです。電話がかかってきたりする方が面倒なので私はやりませんでした。
どうしてもやめられない年賀状があります。
恩師や親せきなどお世話になっている方にも、失礼ながら目上の方にもこちらからは出していないのです。先生やおじさんおばさんが楽しみにしているのが目に浮かぶので、続けていきます。
10年間の辞める作戦の結果と2022年以降
10年間で100枚ほど来ていた年賀状は30枚ほどになりました。
前述のように目上の人の10枚くらいは続けることにしました。
2022年
ネットで連絡が取れる人たちはへは、お正月に賀状が届き今後の辞退を伝える。
ネットの連絡先が分からない人たちへは、寒中見舞いで辞める旨知らせる。2023年(それでも賀状が届いたら)
ネットで連絡がつく人には最後のお知らせ。
メアドなどわからない人はそのまま。→以降は返信せず。
こんな感じで進めるつもりです。年賀状辞める宣言から気が付けば10年。結局中途半端なまま本日に至っていました。このブログをきっかけにすっきりしようと思います。
アマゾンでこんなはがきが売っていました。最後に書き添えるのではなく
「年賀状じまい致します」と大見出しで書いた方が判りやすくていいですね。
【報告】年賀状じまいその後
※2022年1月15日追記
「寒中見舞い・年賀状じまい状作戦」決行しました。
パソコンのアドレス、携帯番号、LINEのQRコードも記載しました。しかしながら誰からもLINEの追加のお知らせもありません。結局そのくらいの関係なのだと改めて思いました。もっと早く辞めていればよかったとつくづく思いました。