さんぽたびとり

旅行とバードウォッチングの話題を中心に趣味の話や日々の出来事を綴っています。

私が野鳥にハマる10の理由とバードウォッチングのすすめ

    1. どこでも楽しめる
    2. いつでも楽しめる
    3. 健康維持に役立つ
    4. 季節の移り変わりや身近な自然に詳しくなる
    5. バードウオッチング旅が楽しい
    6. アウトドア用品の良さを実感できる
    7. 野鳥を通じて世界の様子が分かるようになる
    8. 研究、調査、野鳥イベントが楽しい
    9. 渡り鳥はすごい
    10. 鳥は美しい、かわいい、おもしろい

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ジョウビタキ(メス)通称ジョビ子さんです。

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ジョウビタキ(オス)ジョビ男くん

1.どこでも楽しめる

バードウォッチングというと、身近な公園、庭園、海、山、川、湖。旅先、その移動中などを思い浮かべるのではないでしょうか。山にはいろいろな鳥がいますので、登山で野鳥にはまる人も多いようです。特別お出かけしなくても、普段の散歩中や庭やベランダ、家の中からでも楽しめます。在宅勤務の中でも鳥の声がすると窓を開けて空を眺める私です。

 

2.いつでも楽しめる

春、夏、秋、冬、どんな季節もたのしめます。一日中どんな時間も楽しめます。都会だと夜はあまりみかけることができませんが、山や海に行くと夜も野鳥を楽しむことができます。山ではヨタカやトラツグミの声を聴くのが楽しみでもあります。※鳥はじつは鳥目・トリメ(夜は目が見えない)ではありません。夜も活動する鳥がいます。

 

3.健康維持に役立つ

野鳥を探しているとあっという間に長距離を歩くことができます。外出の機会にもつながります。同じルートを何周しても飽きずに歩くことができます。

日本野鳥の会でバードウォッチング健康法の小冊子を無料でプレゼントしていました。

ちょっぴりお疲れのみなさん、「野鳥」を生活に取り入れてみませんか?バードウォッチングには、適度な運動効果に加え、鳥の声や姿を通して癒しやリフレッシュの効果が期待できます。この冊子では、医師監修による、野鳥観察が心身に及ぼす効果や、バードウォッチングを気軽に始める方法などを紹介しています。

www.wbsj.org

 

4.季節の移り変わりや身近な自然に詳しくなる

渡り鳥の季節のとらえ方は、私たち人間より早いです。バードウォッチャーは渡り鳥の様子で季節を感じるようになります。今頃ちょうどジョウビタキ(※上記写真)がわたってきて、なわばりを主張しています。身近でよくみかけるヒヨドリ留鳥(一年中いる鳥)として知られていますが、実は秋になると北から群れを成して渡ってくる個体もいます。ジョウビタキヒヨドリ渡りが紅葉より前の秋のサインになっています。

また、バードウォッチングを本格的に始めると「マイフィールド」を持つようになります。近所の公園や、河原や海岸など。日々の移り変わりを観察することで、鳥の移り変わりがわかるようになります。鳥がよく来る木は、ソングスポット(さえずりの場所)だったり、鳥が好きな実がなる木であったりします。鳥の好きな植物の名前を覚えるようになったり、四季折々の植物の変化も自然に目に入るようになります。

 

5.バードウォッチング旅が楽しい

野鳥が集まる場所を探鳥地といいます。マイフィールドだけでなく、日本中の探鳥地に行きたくなります。そして出張や冠婚葬祭で地方に行く機会にも必ず探鳥地を探すようになります。日本もまだいけていないところが沢山あるのですが、海外にも行きたくなってきました。早く新型コロナウイルスが終息してほしいです。

 

6.アウトドア用品の良さを実感できる

バードウォッチングは野外活動です。山の探鳥にはしっかりとした装備が必要ですし、レインウエアは平地でも必須アイテムです。平地であればユニクロとワークマンでもなんとかはなりますが、アウトドアブランドの快適さを知ってしまうと戻れないです。「雨と汗」にはアウトドアブランドが最強です。そして、寒くても部分的に汗をかいてしまう更年期以降にはアウトドアブランドが最適だと感じています。傘やバッグなども軽くて助かっています。

 

7.野鳥を通じて世界のことがわかる

渡り鳥がわたってきた国のことを知りたくなります。世界中の見たことのない野鳥も気になってきます。一方、絶滅危惧種ってなぜそうなってしまったのだろう?タンカーによる海鳥の油汚染、駅で問題になってるムクドリのこと。日ごろのニュースも野鳥というキーワードでその背景も調べるようになり、世の中で起こっていることを考える機会に繋がっていきます。

 

8.研究や調査、野鳥関連イベントが楽しい

鳥学会、バードリサーチなど一般人にも広い門戸を開いています。まったく別の仕事をしていても鳥の研究をしたり、論文を書くこともできます。簡単な調査もあり、お子さんでも参加できるものもあります。野鳥の会では野鳥の住む環境を整える活動やお子さん向けに色々イベントをやっていますのでご家族で参加されると楽しいと思います。

ornithology.jp

www.bird-research.jp

www.wbsj.org

 

9. 渡り鳥はすごい

渡り鳥たちは夏は東南アジアから、冬はロシアや中国大陸から渡ってきます。湿地に居て日本で休憩しているシギやチドリの仲間はロシアからオーストラリアまで渡っています。そんな野鳥たちに思いを馳せると、つまらないことで悩んでいる自分が馬鹿らしくなったり、元気を貰っています。私の心の栄養です。

 

10.  野鳥は美しい、かわいい、おもしろい

青や赤や黄色の綺麗な鳥やシックで素敵な鳥、見ていて飽きません。しぐさもかわいらしいです。野鳥の生態は知れば知るほどおもしろいです。身近なところでは、桜の蜜を吸うようになったスズメの話や、人が飼育している経験がない個体で人に懐くところなどです。たくさんありすぎるのでまたブログに書きたいと思います。

 

バードウォッチングのすすめ

少しでも野鳥に興味のあるかた、生き物が好きなかた、この秋からバードウォッチングをはじめてみませんか?
木々の葉っぱが落ちて、鳥たちが見やすくなってきました。これからゴールデンウイークあたりまで、日本の平地では一年中で一番鳥が多い季節です。今から始めると小鳥から白鳥までたくさんの渡り鳥を観察することができます。

ひとりはもちろん、ご家族、ご友人、恋人同士でも探鳥会などで大勢でも楽しむことができます。老若男女どなたでもいつからでも手軽に楽しめますよ。お目当ての鳥に会えなくても身近な自然に触れ合うことでストレス解消につながります。双眼鏡は本格的に始めたくなってからでも大丈夫です。

 

 

はじめてさんで、双眼鏡が欲しい方はこちらがおすすめ。
お子さんでも扱いやすく、コンサートやスポーツ観戦にも使えます。

 

 

バードウォッチング入門書はこれがイチオシです。
服装や持ち物、鳥の種類だけでなく鳥の生態にも触れられています。著者の谷口さんは日本野鳥の会の図鑑の絵も描かれています。野鳥のことが詳しくて絵も描かれるかたです。「たまご式」で野鳥の絵が上手に書ける本や野鳥の塗り絵の本も出版されています。

 
 
 
はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由

9と10はほとんど「推し」的な要素ですね(笑)

以上、私が野鳥にハマる10の理由をお送りしました。