鹿児島空港に向かうバスターミナルに隣接しているこちらで、鹿児島名物の「鶏飯(けいはん)」をはじめて食べました。ちょうど2年前の年末です。帰路に下調べしないで入ったお店でしたが、鹿児島の地鶏が美味しく食べられるお店でした。
ランチの「鶏飯御膳」を食べました。
チキン南蛮と鶏刺しもついた欲張りメニューです。黒鶏はより甘みが強く感じられました。次回は夜のメニューの黒鶏の焼肉と炭火焼を食べてみたいです。空港へのアクセスの途中にあるのは立ち寄りやすいのも嬉しいです。
「鶏飯」はずっと気になっていていた郷土料理でした。
鶏飯とは
簡単に言えばさいた鶏肉が載っているお茶漬けのようなものです。
農林水産省のサイトを引用しておきます。
水が入った鍋に、鶏ガラ、しょうがを入れ、火にかけたら、ここへ鶏肉(ささみ)を入れてゆでる。鶏肉に火が通ったら、冷まして細く裂き、残った汁はこしてスープにする。しいたけ、さやいんげんは千切り、卵は錦糸卵にしたら、「パパイヤの味噌漬け」などとともに、皿にきれいに並べる。ごはんを用意したら、そこへ具材を彩りよく盛り付け、スープをかけて食べる。この時、ごはんは少なめ、スープ多めにして、さらさらとかきこむようにして食べるのが良しとされる。
鶏ガラからしっかりとったスープは、コラーゲンの旨味なども相まって、非常にコクのある仕上がりになる。家庭で簡略してつくる場合は鶏ガラスープの素を使うこともある
お店のキャッチフレーズがこちら
「地鶏の鶏膳」 TORI-ZEN 鹿児島の第三の黒を味わう!
鹿児島の第三の黒とは、黒さつま鶏のことだそうです。
黒さつま鶏は、水分が少なく締まりがあり、繊維質が細かい肉質が特徴です。弾力がありつつも柔らかいその食感が楽しめます。また、アミノ酸などの旨味成分を多く含み、他の地鶏に比べても脂の乗りが良くジューシーです。
鶏刺し、焼き、から揚げ、煮物など幅広い料理においしくいただけます。
(豆知識)薩摩の三大黒が「黒牛・黒豚・黒鶏」だそうです。全部おいしそう♪
今、鹿児島の出水のマナヅル・ナベヅルは観察のベストシーズンですので、旅行記も近々ご紹介したいと思います。福岡でライヴ観戦後、九州新幹線に乗り出水でツル観察をするという盛りだくさんの2泊3日でした。