アレルギー息子の妊娠・出産記2【前置胎盤で入院】

 アレルギー息子の妊娠・出産記【逆子運動から緊急入院】 - こっこブログ

 この記事の続きです。

 

妊娠30週の早朝、子宮からの大出血して緊急入院しました。病院の敷地内に住む院長先生から治療を受けていました。8時前位に出勤してきたもう一人の産婦人科医のA先生がエコー診断をしました。

   「前置胎盤ですね。」

 

早産・切迫早産:病気を知ろう:日本産科婦人科学会

 日本産婦人科学会のページから引用です。

 胎盤が正常より低い位置に付着し、胎盤が子宮の出口(内子宮口)にかかっていたり覆っていたりする状態を「前置胎盤」といい、その頻度は、全分娩の0.26~0.57%といわれています。また、前置胎盤のうち0.05~0.025%では、胎盤と子宮が癒着して胎盤がはがれない「前置癒着胎盤」となる可能性もあります。
 胎盤は、お母さんと赤ちゃんをつなぐ血液・酸素・栄養のとても豊富な組織です。前置胎盤は、胎盤が赤ちゃんよりも子宮の出口付近に位置しているため、ほぼ100%帝王切開で分娩となり、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても危険性の高いハイリスク妊娠なのです。

 

皇室の紀子さま悠仁さまの妊娠中に前置胎盤で、その後帝王切開でご出産されたことを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。その状況と同じ、内子宮口を部分的に覆っている「部分前置胎盤(上記のサイトを参照)」でした。A先生の話では、今の状況で出血が納まっても、帝王切開の確立が半分くらいあるとのことでした。

 前置胎盤と診断された際には、出血することもあるため、基本的には安静にして無理な運動や性交渉などは控えた方がいいでしょう。

 なのに逆子運動をしたらいけませんよね(滝汗)お腹も張るわけです。一週間前に、院長先生のエコーを受けたときには、性別と逆子のことしか言われませんでした。見落としというより、院長先生は胎盤の位置を診断することができなかったのだと思います。もちろん安静にしていても出血は起きてしまうこともありますが、A先生の診察を受けていれば早朝から大騒ぎは避けられたかもしれません。もっとも朝8時から夜8時まで仕事していたので、それもいけなかったのだとは思います。

 

着の身着のまま入院した私。24時間持続点滴で止血剤を入れて、絶対安静です。出血が止まるまで、トイレに行くのも禁止です。もともとのんびりがすきな私。仕事が超忙しかったので、いい休養かなぁ。なんて気楽に構えていました。

困ったのは、絶対安静でも面会謝絶ではなかったことです。子宮以外は元気なのだから当たり前です。田舎の格式にこだわる家に嫁いだので、市内に住む元夫の親戚が毎日のようにお見舞いに来ます。まったく面識がなく、披露宴に招待した人ではないので、お見舞いの名前を見てもわかりません。元夫に聞いても判らない人もいて義父に聞いてようやく判ったこともありました。

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ここから、医療関係者として思うことを書きます。

世にエコーというものは当たり前のように存在していますが、実はこれだけ普通に使われるようになったのは20年前位からです。当時60代の院長先生は、エコーに対しては、ほぼ独学だったと思います。そして20年前のエコーは今より精度が悪かったので、診断も難しかったと思います。診断ミスには違いないですし、今なら許されないかもしれないことかもしれませんが、そんな事情も知っていたため、運が悪かったな位に思っていました。

 

つづく。

 

 

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